コミュニティスクール研究対象校に選ばれました
学校・地域・家庭が一体となって「社会総がかり」で教育に取り組もうとする「コミュニティ・スクール」。三田市では,これまでの「三田型」をさらに発展させるべく,今年まず研究対象校を2校決めました。高平小学校は,これまで地域・家庭との連携の中での教育に取り組んできた実績から,その1校に選ばれました。コミュニティ・スクールについてくわしい情報をまとめました(図は,文部科学省による)。
コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)は、学校と地域住民等が力を合わせて学校の運営に取り組むことが可能となる「地域とともにある学校」への転換を図るための有効な仕組みです。コミュニティ・スクールでは、学校運営に地域の声を積極的に生かし、地域と一体となって特色ある学校づくりを進めていくことができます。(文部科学省による説明より)
何がしたいの?
「学校のことは学校に任せる」という考え方ややり方では,もう学校は立ち行かなくなっています。そこで,保護者・地域住民が学校と力を合わせる仕組みとして「コミュニティ・スクール」という制度が考え出されました。
三田市ではこれまでも「三田型コミュニティ・スクール」として学校の地域連携に取り組んできましたが,平成29年4月に法律で「コミュニティ・スクール」のあり方や設置の努力義務が定められたことを受け,「コミュニティ・スクール」の拡充に取り組むことになりました。
何が変わるの?
法律で定められた「コミュニティ・スクール」の役割のうち,
- 校長が作成する学校運営の基本方針を承認する
- 学校運営に関する意見を教育委員会又は校長に述べることができる
は,これまでも「三田型コミュニティ・スクール」で実施されていました。これからの大きな違いは,これらに加えて
- 教職員の任用に関して、教育委員会規則に定める事項について、教育委員会に意見を述べることができる
が役割として加わることです。つまり,「こんな先生や職員さんがいてくれれば,高平小学校はもっと高平らしく充実するのに」という提案をすることができるようになります。
くわしくは...
文部科学省による自治体・教育委員会向けパンフレットにこれまでの議論や,現在の状況が集約して掲載されています。
導入・発案の経緯については,提案者自身による紹介書籍があります。
これからの高平小学校教育のあり方について,ぜひ,皆さまのご意見をお寄せください。